Stable diffusionの品質プロンプトについて

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みなさん、AI画像生成を楽しんでいらっしゃいますか?
なんらかの形でStable diffusionを使い始めたものの、できた画像に納得できないなんてことは、よくあることだと思います。私も最初に出力した時は、何か全くわからないモンスターのようなものだったことを覚えています。

よく使う品質プロンプト

 思い通りの画像生成をするための手法の一つとして、『品質プロンプト』でコントロールするというものがあります。品質プロンプトというのは、AIが生成する画像に対して、より高画質、高精細なものを作るように指示する言葉や、低品質なものを除外する指示だとお考えください。

品質に関しては以下の単語がよく使われます

  • quality
  • detailed
  • beautiful

これらに、

  • best
  • high
  • ultra
  • insanely

などの強化する言葉を組み合わせて使うと、効果が出やすくなります。

もちろん、他にも品質を強化するために以下のような

  • masterpiece
  • fantastic
  • exquisite

などの、褒め言葉に使われるような単語を使うことも効果があります。
さらに、おまじないとして、

4k 8k highres

などの高解像度をイメージするような言葉を使うのもアリのようです。

私が普段使っている組み合わせは、以下です。

8k, best quality, insanely detailed

これだけでずいぶん変化します。
もちろん、これがベストではないので、
皆さんも、お気に入りの組み合わせを探してみてください。

これらの品質ワードの記入位置ですが、
一般的にプロンプトの先頭に書くことが多いようです。
 私は、画像全体に関する言葉と並べて、
先頭または、最後に記入するようにしています。

上記の品質に関するワードの差を試してみました。

モデル:Counterfeit V3.0

ネガティブプロンプトで低品質の可能性を下げる

 低い品質の画像を排除するとう方法も併用します。
Negative Promptに、

low quality, normal quality

を記入しておくことで、低い品質の画像が出力される可能性を減らすことができるようです。

部分的な品質指定を組み合わせる

品質に関しては、他のプロンプトにも大きく引っ張られて変化することも多いので、
部分ごとに指定してより細かく高画質化を狙っていくと良いです。

insanely detailed eyes

などです。


「のねぬになな」の関連動画

Youtubeに品質プロンプトに関して触れている動画をアップしています。

まとめ

 今回は、AI画像生成の品質を向上することができるプロンプトについて説明しました。画像生成AIは、多くの出力可能な画像から、指示に合わせて絞り込んだ画像を作って出力するイメージなので、絞り込みに効果のある言葉を使うことで、狙った結果を得られやすくなると思います。ただ、高画質、高品質に関するデータに対する量や偏りは、モデルによって差が合ったりするので、全てのモデルに同じ言葉が同じように作用するとは限りません。
 なので、いろんな言葉の組み合わせで自分にとってベストになるようなものを探すのも、画像生成AIとの上手な付き合い方になると思います。
 私の情報が皆さんのAI画像生成のヒントになれば幸いです。

品質コントロールに関しては、今後も追求していきますので、
新しい情報が手に入ったら記事の更新をしていきます。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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