AIイラストを描く際に、「Microsoft Bing Image Creator」を利用する方法を説明します。
Microsoft Bing Image Creatorとは?
Microsoftが提供する、無料のAIイラスト生成サービスです。1週間で100回まで高速生成でき、1回につき最大4枚生成されます。
利用条件は、Microsoftアカウントを所持していることのみです。
始め方
上記リンクでは
このようなページになるかと思います。「参加して作成」から、Microsoftアカウントにログインすることで、すぐに利用できます。
すでにアカウントにログインしている場合は、
作成画面が現れます。
使い方
図の通り、左上にプロンプト(イラストを出力するための命令文)を書きます。プロンプトは英語の方が的確ですが日本語でも生成してくれます。
ブーストがあるうちは1分弱ほどで高速生成してくれます。ブーストがなくても生成可能ですがとても遅いです。1週間に1度、100ブーストまで補充されます。1ブーストで1回作成でき、1回の作成で最大4枚イラストが生成されます。詳細な条件は不明ですが、おそらくAIにとって負担のあるイラストを生成させようとした際は、1枚から3枚しか出てきません。
生成されるイラストは1024×1024のjpgです。
ブーストがなくなった場合はMicrosoft Rewardsを使うとよいようです。
Bing Rewards の利用 – Bing Image Creator。Microsoft Rewards を Bing Image Creator ブーストに使うことで、画像生成を迅速に処理できます。
The New Bing – Terms of Use
Microsoft Rewardsへは、図の右上にあるアイコンからログインできます。
アイコンを押すと、左のような画面が出てきます。下にある「今すぐ利用する」を押します。
生成イラストの特徴
利用システムはOpenAIが開発したDALL・E2です。
生成したイラストの左下にBingのロゴが必ず入ります。
リアル系・アート系のイラストが得意で、人物イラストはStable diffusionなどと比べると不得意な印象です。また、プロンプトの制限が厳しく、不適切なワードが入っていた場合や、不適切なイラストが生成された場合は、イラストは表示されず、以下のような表示になります。
「a girl」というプロンプトで作成した場合、イラストが表示される場合と、制限される場合があったので、プロンプトのチェックに加え、生成されたイラストに対してもチェックが入っていると考えられます。
表現は多様なため、〇〇artなど、イラストのテイストに関するワードに対しては感度が良いです。
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